フェラーリが、小林可夢偉(ザウバー)のチームメートであり、フェラーリのドライバー育成プログラムに所属するセルジオ・ペレスを、今シーズン中のF1テストに参加させることを明かした。
今年、可夢偉のチームメートとしてザウバーからF1デビューを果たしたペレスだが、F1デビューを控えた昨年、フェラーリの育成プログラムFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に加入した。FDAには、現在F1直下のカテゴリーGP2に参戦しており、次期フェラーリドライバー候補とも言われるジュール・ビアンキも参加している。
そのFDAの責任者を務めるルカ・バルディセッリがフェラーリの公式ウェブサイトに掲載されたインタビューの中で、次のように語り、ペレスをテストすることを明かした。
「9月にムジェロかフィオラノでまたコースを走る。非常に興味深いテストになるだろう。ジュール・ビアンキとセルジオ・ペレスを争わせることになるからね。2人とも非常に高いモチベーションを持ってくれるだろうし、われわれにとっては、彼らを評価する最高なチャンスになるだろう」
ペレスとビアンキがテストするのは、フェラーリの2009年型F1マシン「F60」になるという。