ビタントニオ・リウッツィ「ヴァージンと十分に戦える」

2011年09月25日(日)

HRTのビタントニオ・リウッツィは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPフリー走行3回目で17周を周回して、ベストタイムは1分55秒203で24番手。予選では、1分52秒810を記録して24番手になった。

ビタントニオ・リウッツィ
「このサーキットが僕らにとっては難しいものとなることは事前に分かっていたよ。僕らのクルマはここにあまり合っていないからね。でも、全体的にみればそれほど悪くはなかった。バランスと加速の改善に取り組んだよ。クルマの状態をよりよく理解するためにね」

「でも、なぜ第3セクターで速く走れないのかということについては確認する必要があるね。第3セクターでは新しいタイヤを履いたときにリヤのグリップを大きく失ってしまうんだ。でも、もしすべてがうまくいっていたなら、きん差のライバルは打ち負かせていたはずだから、それは誇りに思うべきだよ」

「僕にとっては、モンツァでのペナルティー(※)があるから、予選は一番大切なものではなかったからね。だから明日のレースを楽しみにしているよ。すごくきついレースになるだろうけど、今日の結果からすれば、最も近くにいるライバルたち(ヴァージン)とは十分に戦える自信があるよ」

※イタリアGPでスタート直後の多重クラッシュの原因を作ったとして、シンガポールGPでは5グリッド降格の処分を受けることになる。

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