HRTのビタントニオ・リウッツィは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPを24番手からスタートして20位になった。
ビタントニオ・リウッツィ
「今日のレースはきつかった。マシンを走らせるのには難しいコンディションだっただけでなく、運も悪かったと思う。レース前半は良かったけれど、後半で残っていた最後のタイヤに取り替えなければいけなくなったんだ。リアタイヤがダメになり、予選で使用したタイヤを再度装着したんだよ。そうしたらグリップがかなり低下し、いつもと違うことなんて何もしていないのに、14コーナーでフロントタイヤがロックして壁に接触してしまった。その結果ウイングが壊れて、またピットに戻ったんだ」
「ピットから再びコースに戻ったあとはアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)が何度も出て、走りにくかった。でもとにかくチェッカーを受けることだけを目指して走ったんだ。全体的に厳しい展開だったけれど完走できてよかった」