HRTのダニエル・リチャルドは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPを23番手からスタートして19位になった。
ダニエル・リチャルド
「残念ながらあまり面白いレースにならなかった。1周目でノーズを壊してしまったよ。8コーナーで込み合っていて思うようにラインを確保できなかったから、次の9コーナーではなんとかしようと思っていたら接触してしまったんだ。強引すぎた僕のミスだったよ。代償も大きかった。その後いくつも青旗(周回遅れを知らせる旗)を振られてペースが乱れてしまったからね」
「中盤はそんなに悪くなかった。少しペースも取り戻せたからね。でも終盤でまた何度も青旗を振られて、そのたびに道を空けなければいけなかったんだ。同時にタイヤをできるだけ長くもたせて走らせようとしていたんだけど、難しかった。でもシーズンで最も苦しいと言われているコースで完走できて本当に良かった。また次に向けて頑張るよ」