フェラーリのフェルナンド・アロンソは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPを5番手からスタートして4位になった。
フェルナンド・アロンソ
「残念なことに、今日は表彰台が不可能だった。僕たちには速さが足りなかったよ。レースのある段階では3番手だったけど、遅かれ早かれ抜かれることは分かっていた。もちろん、スタートをうまく決めて、通常では起きないようなことが起こり、すべてを完ぺきにこなせれば、表彰台も可能だったかもしれない。でも今回、僕たちのクルマは、パフォーマンスの面では3番手だった。これが現実だよ」
「そして今日のように、もしセーフティカーがウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)に対して築いていた数秒の差を帳消しにしてしまい、ちょっと注意不足の周回遅れがいて予想外の問題も引き起こすと、難しくなるんだよ」
「ソフト側のタイヤを装着してスタートしたんだけど、性能低下がとても大きかった。ハード側では、レッドブルやマクラーレンと比べても状況は正常だったんだけどね。僕たちは週末を通じて戦い続けたし、チームの働きぶりには満足している。みんな常に全力を尽くしていたし、僕たちはこのレースでできる限りのことをやったからね」
「これから、厳しいレースが5戦残っているけど、僕たちのモチベーションは変わらない。どこかの段階で攻めることはできるはずだよ。そのほかは、守りに入らないといけないだろうけどね。でもいずれにしろ、僕たちは常に全力を尽くすよ」