フェリペ・マッサ「トラブルのないレースを戦いたい」

2011年09月26日(月)

フェラーリのフェリペ・マッサは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPを6番手からスタートして9位になった。

フェリペ・マッサ
「失望と怒りを隠すつもりなんてない。このレースはもっと違う結果になっていた可能性もあるんだ。ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)との接触によるダメージが、大きな痛手になった。序盤にまだ多くのクルマがひしめいている状態で、かなりタイムを落としたからね」

「レース後、わだかまりをなくすために彼と話そうとしたけど、彼は何も答えずに行ってしまった。だから、インタービューエリアで会ったときに僕の考えを彼に伝えたんだ」

「それに加えて、セーフティカーも僕を不利にした。僕はあの数周前にタイヤを交換していて、ソフト側のタイヤを装着していたんだ。あのタイヤで最後まで走りきるのは無理だった。ほかのドライバーはタイムを大きく失うことなくピットストップを終え、セーフティカーで前のクルマとの差が詰まることをうまく利用できたのにね」

「終盤には、まずバリチェロ(ルーベンス・バリチェロ/ウィリアムズ)の後ろでタイムを落とし、ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)を前に出さなきゃいけなくて周回遅れになった。これで7位になるチャンスがなくなったよ。前にいるスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)とロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)はタイヤに苦しんでいたのにね」

「いつかトラブルのないレースを戦いたいよ。このところ、そんなレースはないからね。例えば、モンツァ(イタリアGP)もそうだった。今日は、絶対にトップ6が可能だったのに」

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