フェリペ・マッサ、タイヤのオーバーヒートに苦戦

2011年09月25日(日)

フェラーリのフェリペ・マッサは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPフリー走行3回で12周を周回して、ベストタイムは1分48秒711で8番手。予選では、1分45秒800を記録して6番手になった。

フェリペ・マッサ
「予選6位は期待通りの結果ではないけれど、受け入れるしかない。今は明日の決勝のことを考えるべきだ。決勝は楽なレースにはまずならないだろう。ハード側もソフト側のタイヤも性能低下はかなりあるし、できる限りその時のタイヤの状態に応じて走らなければいけないんだ。これまで以上に正確な戦略を立てることが重要になる。それに僕たちは前回のイタリアGPよりアグレッシブに攻めるよ」

「今日は3回目のフリー走行からマシンがかなり改善されたにもかかわらず、完ぺきな周回を実現することは難しかった。特にセクター2とセクター3でリアタイヤがオーバーヒートを起こしていたときに、また何度もオーバーステア(クルマが曲がり過ぎ、スピンしやすい状態)が出たんだ」

「ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)との接触について? 一体どうしてあの時追い越したかったのか本当に理解出来ない。ピットから出たばかりでみんな一列に並んでいて、あんなことしてもなんの得もなかったんだよ」

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