ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GPを8番手からスタートしたものの、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に追突してリタイアとなった。なお、この接触に対するペナルティーとして、ペトロフにはレース後、次戦インドGP(30日決勝)での5グリッド降格が科された。
ビタリー・ペトロフ
「フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に順位を奪われまいとがんばったけれど、僕のブレーキング位置は路面が汚れている側で、結果的にホイールをロックさせてミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)に当たってしまった。フェルナンドとのバトルで彼の前に出ることに気を取られていたからね。互いにブレーキングが遅れて、彼もコーナーを飛び出していたよ」
「それまでは、戦略にもレース展開にも満足していた。ミハエルには悪いことをしたね。彼には何の責任もない。完全に僕のミスだ。ホイールがロックしたら、もう自分ではどうしようもなかった。でも、これもレースだ。また明日から出直しだよ」