レッドブルが、アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで行われる若手テストに、21歳のジャン・エリック・ベルニュを起用すると発表した。
ベルニュは、レッドブルのドライバー育成プログラムであるレッドブル・ジュニアチームへ2007年に加入。2010年にはF1への登竜門の1つと言われるイギリスF3で王者に輝き、2011年のフォーミュラ・ルノー3.5で選手権2位になった。
来季にはベルニュがトロ・ロッソでレースドライバーになることもうわさされており、先日の韓国GPではトロ・ロッソからフリー走行に出走したほか、13日(日)に決勝が行われるアブダビGPでもフリー走行に出走。27日(日)決勝の最終戦ブラジルGPでもフリー走行に出る予定だ。
アブダビGPの舞台でもあるヤス・マリーナ・サーキットで15日(火)から17日(木)にかけて行われる若手テストへの参加が決まった喜びを、ベルニュは次のように語っている。
「アブダビでRB7(レッドブルの2011年型車)を走らせるのがとても楽しみだよ。コースのことはすでに知っているし、今年F1マシンに乗った経験が少しあるのも役に立つ。レッドブル・レーシングがこのチャンスを与えてくれ、とてもうれしく思っている。僕にとってはものすごく大きな経験になる。最速のF1マシンを走らせるなんて、もう最高だよ」
「この3日間を最大限にいいものにする。重要な3日間になるけど、楽しみにしているよ」