ジャン・エリック・ベルニュ、トロ・ロッソのドライバー選抜制度を擁護

2011年12月23日(金)

2012年シーズンを前に、トロ・ロッソのドライバー決定権を持つヘルムート・マルコは、一気にハイメ・アルグエルスアリとセバスチャン・ブエミの両選手を解雇したが、来季ドライバーに選ばれたジャン・エリック・ベルニュが、この姿勢を擁護している。

アルグエルスアリとブエミ解雇によってできた空席は、新人のベルニュとダニエル・リチャルドの2人によって埋められる。

21歳のフランス人、ベルニュは『Auto Hebdo(オート・エブド)』にこう話している。

「驚いたかって? イエスさ。でも、僕は信じていたよ。トロ・ロッソは、若手ドライバー育成のためにあるチームだってね。ハイメもセバスチャンも素晴らしい仕事をしたけれど、彼らは、すでにチームのポリシーから外れている」

「ヘルムート・マルコがドライバーに対して厳しいのは本当だ。でもこれは常に僕が言ってきたことだけれど、僕らが彼の立場だったら、まったく同じことをするね」

「もし僕に何かが欠けていたら、いま僕は、ここにこうしていないはずだよ」

友人から「ジェヴ」と呼ばれるベルニュだが、中長期的な目標は、マーク・ウェバーに代わって親チームのレッドブルで走ることだ。

ベルニュの父ジャン・マリーは、『Le Parisien(パリジャン)』紙へ、次のように話している。「レッドブルは、気ままに投資を行うチームなんかじゃない。しかし、来年以降のことは考えないようにしているよ」

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