2012年アメリカGPの舞台テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで、本格的な工事がスタートした。自動車系の情報ブログ『Jalopnik(ジャロプニク)』が伝えている。
『Jalopnik(ジャロプニク)』の筆者はこうつづった。「作業員が現場入りし、サーキット建設が行われている。私はこの目で見た」
一時は、サーキット所有者、レースプロモーターのタボ・ヘルムンド、そしてF1最高権威バーニー・エクレストンが開催契約を巡って不協和音をかなで、あやうく計画がとん挫するところだった。
「先月までコースは、どこもかしこも整地しただけの未舗装路だったが、今は、作業員が各所に散らばり、基礎工事に取りかかっている」
「クレーンは、ピットやパドック、メディアセンターの骨組みとなる鉄骨をつり上げている」とも『Jalopnik(ジャロプニク)』には書かれていた。
サーキットの広報担当アリ・プットナムは、紆余(うよ)曲折を経て計画が「正常な状態」に戻ったと言明している。