ビタリー・ペトロフ「もっとポイントを獲得したい」

2011年11月09日(水)

ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPに向けた意気込みを語った。

Q:インドGPを思い起こして、いかがですか?

ビタリー・ペトロフ:誰にとっても大変な週末だったよね。新しいサーキットだから、舗装は出来たてホヤホヤだし、コーナーも簡単とは言えないものだった。正しいセットアップを見いだすのが一苦労だったよ。でもマシンは良かった。バランスを見つけるまで時間はかかったけどね。新コースでのレースは、簡単じゃないよ。

ペトロフ:マシンの調子が良くて、予選も比較的、速かったけど、僕がミスをしてQ3に進めなかったのは情けない。しかも、5グリッド降格処分を受けたしね。日曜日(決勝)に巻き返すしか手はなかった。決勝は速く走れたと思う。8位以内に入れる速さではあったけど、実現しなかった。無得点に終わって、すごくガッカリだ。でも、来年こそバッチリ準備できると思う。

Q:アブダビのサーキットについては?

ペトロフ:アブダビは雰囲気が良いね。コースが良いし、観客もたくさんいる。(母国の)ロシアからも、多くの人がレースを見に来てくれるんだ。

ペトロフ:実は、僕はあのサーキットをかなり気に入っているんだ。舗装がスムーズなんだよ。もしかしたら、最初は汚れちゃっているかもしれないけどね。それがコース全体に広がっているかどうかは、走りだしてみないと分からない。

ペトロフ:僕らのマシンがサーキットに合っているかどうかも、分からないというのが本当のところだね。まずは現地に行って、タイヤ性能を確認して初めて、ライバルに比べて僕らがどの位置にいるか理解できるだろう。過去3戦、速さを見せられた場面もあったから、今回もそうしたい。

ペトロフ:懸念されるのは、マシンの性能を“いざ”という時に発揮できない点だ。もちろん、サーキットで結果を出す、出さないなんて、いつも紙一重のところなんだけどさ。僕としては、良いレースにする自信があるよ。

Q:去年を思い起こすと、選手権を争っていたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を抑えきりましたね。

ペトロフ:それはもう、終わったことだ。過去にすぎない。確かに良いレースをしたよ。ミスもなくしっかり走れた。サーキットのレイアウトと相まって、フェルナンドは僕をパスできなかった。彼のマシンは僕よりずっと速かったにも関わらずね。

ペトロフ:あれだけ長きにわたって僕の後ろを走らなければならなかったのは、つらかったに違いない。でも僕にとって、彼を抑えこむのは難しいことじゃなかった。こんなこと言ったら、生意気なのは分かっているよ!

Q:シーズン残り2戦、あなたの目標は?

ペトロフ:もっとポイントを獲得することだね。それが最初の目標だ。高速コーナーで速いのは承知のとおり。低速コーナーで苦しいのも理解している。とにかく集中して、残り2回の週末にあらん限りの努力を注入し、予選やピットストップをミスなく乗り切れば、好結果を残せると思う。シーズンを良い形で締めくくりたいね。

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