F3マカオGP決勝が20日(日)に行われ、プレマパワーのダニエル・フンカデーラが優勝。全日本F3王者で、ミュッケ・モータースポーツから参戦の関口雄飛は4位だった。
レース序盤はポールポジションからスタートしたマルコ・ウィットマン(シグネチャー)がトップを守ったものの、セーフティカー導入からのレース再開のタイミングでうまく順位を上げたフンカデーラが首位に浮上。残り2周になった段階で、クラッシュによって再びセーフティカーが出動し、レースは再開されることなく終了となり、フンカデーラがマカオGPを制した。
「勝てるなんて予想していなかったけど、最高な気分だね。いまだに信じられない。最終周にセーフティカーの後ろを走っているとき、これまでにないほど泣き叫んでいたよ」とフンカデーラは優勝の喜びを語った。
2位はカーリンのフェリペ・ナスル、3位はウィットマンだった。
日本勢では、関口が表彰台まであと一歩の4位、トムスのリチャード・ブラッドレーが9位、モトパークの佐藤公哉が12位、戸田レーシングの山内英輝が15位、トムスのアレキサンダー・シムスが18位、スリーボンド・レーシングの安田裕信はリタイアだった。