レッドブルは、2月1日(火)にバレンシアで始まる合同テスト初日から2011年型車を走らせるため、全力で準備を進めている。
こう語るのは、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコ。マルコによると、ドライバーズ、コンストラクターズ両選手権の防衛を狙うレッドブルは、1日から新車を走らせる予定だという。
「新車の製造に関しては、予定通りに進んでいる」
「2月1日のバレンシアまで、1分1分が大切になる」とマルコは、『Bild(ビルト)』へコメントした。
この2年間、F1で圧倒的な速さを見せつけているレッドブル。マルコは、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイのことを「天才」と評し、ニューイの最新作である2011年型車RB7については、2010年型車の「正常進化版であり、革新的なものではない」と説明。さらにマルコは、こう加えた。
「これまでクルマについていろいろ見てきたが、私は楽観的になっているよ」
「昨年セバスチャン(ベッテル/レッドブル)は、技術的な問題で66ポイントを失った。そのほとんどが、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)へのプレゼントになった」
「不運やミスを払しょくできれば、今年もタイトルを防衛できるはずだ」