フェラーリがレッドブル流の排気システムを開発し、テストを行ったようだ。
イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』によると、この「極秘テスト」では、2010年のスーパーリーグ・フォーミュラでチャンピオンになったダビデ・リゴンが走行を担当していたという。フェラーリ側も、イタリア北部のバイラノ・サーキットで直線を使い、空力テストを実施したと認めている。
『Autosprint(オートスプリント)』は、バイラノで走っていたフェラーリは、リアウイングとボディーワークに変更が加えられており、排気系統の処理がレッドブルに似たものだったと伝えた。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は『ANSA通信』へ、次のように新シーズン開幕を前にした心境を語っている。
「テストでのタイムは、気にしても意味がない」
「確実なことが2つある。われわれは信頼性にとても満足している。これまで、最も多くの走行を重ねたのはわれわれだからね」
「そして、アブダビでゴールキーパーがいないのにミスキックをした悪夢を経験し、償いをしたいという強い願望があることを確認できた。それなので、私は大きな自信を持っているよ」