フェラーリ会長、レッドブルの振舞い方を批判

2011年01月16日(日)

ルカ・ディ・モンテゼモーロ(フェラーリ会長)は、F1チャンピオンとしての「振舞い方」をレッドブルが知らないと語り、批判している。

レッドブルの戦略責任者であったニール・マーティンや、他のスタッフらを勧誘したとして、レッドブルのモータースポーツ活動で責任者のヘルムート・マルコは、フェラーリがライバルの「精神」を買収しようとしていると非難した。フェラーリは先日、マーティンが加入したことを発表している。

モンテゼモーロは、「チャンピオンとしての振舞い方を、まったく知らない人たちがいる」と、フェラーリのメディア・イベントの会場であるイタリアのドロミテに到着したあと報道陣に語った。

モンテゼモーロは、「これはゲームの一部だ。彼らが、われわれの優勝回数の10%でも勝つことができれば、われわれも対応するだろう」と付け加えた。さらに、レッドブルがまだ「勝つ習慣を持っていない」と主張した。

F1最高権威のバーニー・エクレストンとともにイタリア北部のマドンナ・ディ・カンピリオを訪れたモンテゼモーロは、レッドブルがコスト削減協定の例外を要求した問題について質問され、モンテゼモーロはその要求が真実であるというほど大胆ではなかった。

しかしモンテゼモーロは、この問題について、F1の経費の管理方法が間違っていることを証明していると示唆した。

「これは、人工的な制限に対するわれわれの反対だという見方が、正しいことを示している」とモンテゼモーロは語った。

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