ウィリアムズが、2011年に同チームへ加入したパストール・マルドナードの支援企業PDVSAとパートナーシップ契約を結んだ。
ウィリアムズは、2010年限りでスポンサーを数社失っており、2011年に向けては大型スポンサーを持ち込めるドライバーと契約する可能性が高いとされていた。
こういった予想通りにウィリアムズは、2010年のブラジルGPでポールポジションを獲得したニコ・ヒュルケンベルグを放出し、2010年のGP2チャンピオンであるマルドナードを獲得。マルドナードは、母国ベネズエラの国営石油企業PDVSAから大規模な支援を受けているドライバーだ。
ウィリアムズは14日(金)にベネズエラの首都カラカスでデモ走行を実施。マルドナードが走行を担当し、このイベントに出席したベネズエラのウゴ・チャベス大統領がウィリアムズとPDVSAの長期契約を発表した。
このデモ走行に登場したウィリアムズのクルマやマルドナードのレーシングスーツには、すでにPDVSAのロゴが入っていた。