ウィリアムズが、1回目のシーズン前テストから2012年型車を走らせるべく、新車の開発を進めている。
来季にメルセデスAMGへチーム名を変更する現メルセデスGPはすでに、2月7日(火)からヘレスで行われる1回目のシーズン前テストには新車を持ち込まないと発表。これは、できる限り新車の開発を煮詰めた状態で実走テストを開始するための決断だが、ほかにも1回目のテストに新車を持ち込まないチームがあると思われていた。
しかし、レッドブルとフェラーリは、ヘレステストから新車を走らせる意向であると発表し、ウィリアムズも新車でヘレステストを迎えるべく開発を進めていることが明らかになった。
「クルマは、1月の中旬にレースチームへ届けられる予定になっており、2月上旬の初回テストまでに準備を整える」とウィリアムズの新技術責任者マイク・コフランは語った。
コフランによると、事故時の安全性を確認するために統括団体FIA(国際自動車連盟)が定めたクラッシュテストも間もなく受けるようで、FIAの基準にそったチーム内テストを実施したことも明かしている。