ウィリアムズ、バルテリ・ボッタスのリザーブ就任を発表

2011年12月02日(金)

ウィリアムズが、今季テストドライバーを務めたバルテリ・ボッタスを、来季はリザーブドライバーに昇格させると発表。グランプリ金曜のフリー走行に出走することも明かされた。

ボッタスは、2009年と2010年に、F1の下位カテゴリーF3の国際レースであるマスターズを2年連続で制したドライバー。2011年は、F1直下のカテゴリーGP2の下に位置するGP3のチャンピオンに輝いた。

ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは、ボッタスが2012年シーズンの15戦で金曜のフリー走行に出走することを明かしつつ、次のように語った。

「われわれはこの数年、才能豊かなドライバーとともに歩んでいくという、明確な形で若手ドライバー育成に取り組んできた。バルテリは、断固たる決意を持ち、大きな可能性を秘めた若いドライバーであることを証明している」

「チームのリザーブドライバーとして、来年の15戦で金曜のフリー走行を走らせる見込みだ。おそらく、その後のセッションでは、より経験あるドライバーが走ることになるだろう。そのドライバーについては、しかるべきタイミングで発表する」

来年のF1公式セッションへ出場することが決まったボッタスは、こう話した。

「この2年間、ウィリアムズが僕を支援するために投資してきてくれたことを、フランク・ウィリアムズとチームの全員に感謝したい。ほかにはないこの育成プログラムによって、2012年にリザーブドライバーという立場でレースチームの一員になる機会を得た。この立場を得た以上、チームが素晴らしいレース週末を過ごせるよう、僕も全力で力を貸していく。そして、ファクトリーやパートナーとのことなど、コース外でチームに貢献することも楽しみだよ」

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