バルテリ・ボッタス、2012年はウィリアムズの金曜ドライバーを狙う

2011年11月22日(火)

ウィリアムズでテストドライバーを務めているバルテリ・ボッタスが、2013年のF1デビューを見据え、来季は同チームで各グランプリの金曜フリー走行1回目に出走することを狙っている。

今年はF1直下のカテゴリーGP2の下に位置するGP3でチャンピオンになったボッタス。先週末に開催されたF3の世界一決定戦マカオGPにも出場し、結局はリタイアになったものの、決勝でトップ争いを繰り広げるなど、印象的な走りを見せていた。

ボッタスは、先週にアブダビで実施されたF1若手テストにもウィリアムズから参加。ボッタスの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙によれば、ウィリアムズのチームマネジャーであるディッキー・スタンフォードが次のようにボッタスを評価したという。

「彼は本当にいいドライバーだよ。これが彼にとって初めての本格的なテストだったが、彼は大きな衝撃を与えてくれた。バルテリは緊張もせず、知的で、とても腕がいい」

これまで、来季のレースドライバー候補だとされていなかったボッタスだが、スポンサーの持ち込みもできるとして売り込みをかけているとの報道もある。そのボッタスは次のように語っている。

「来年に向けてまだ何もサインされていない。でもウィリアムズのテストドライバーを継続できない理由なんて見当たらないよ」

「もし金曜日のフリー走行1回目で走行を担当できたら、本当に素晴らしいだろうね。テストがかなり限定されているから、それが実現すれば2013年に向けての交渉でかなり有利になる」

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