ピレリ、F1オーストラリアGPでの「目標」タイヤ交換回数は?

2011年03月22日(火)

ピレリが、2011年のF1開幕戦オーストラリアGPでの、タイヤ交換の目標回数を発表した。

今年から、ピレリがF1へタイヤを供給することになったが、ピレリのタイヤは性能低下が激しいことから、今年はタイヤ交換のためのピットストップ増加が予想されている。一時は、レース中に5回タイヤ交換を行うドライバーが出てくるのではないかとの意見もあったが、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、次のようにコメントした。

「われわれは、オーストラリアで2回から3回のピットストップを目標としている。市販車のタイヤでは、可能な限りの耐久性を実現するよう設計しているので、わが社のDNAにはある意味で反するものだ」

ピレリは耐久性の低さについて、F1の運営側からの要請に応えたものだと説明している。

ちなみに、オーストラリアGPで過去最もピットストップの回数が多かったのは、ブリヂストンとミシュランが激しい開発戦争を繰り広げていた2004年とのこと。ドライバー1人あたり、平均で2.45回だった。

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