27日(日)に行われる2011年F1開幕戦オーストラリアGPの決勝前に、1分間の黙とうが行われることが明らかになった。東日本大震災、ニュージーランドの大地震、オーストラリアの洪水での犠牲者に哀悼の意を示すものだ。『Reuters(ロイター)通信』が報じている。
東日本大震災の発生以来、多くのF1ドライバーや関係者が日本へ応援メッセージを送っており、オーストラリアGPでも各チームのクルマやドライバーのヘルメットには、日本語メッセージや日の丸が描かれている。
日本人ドライバーである小林可夢偉(ザウバー)も、オーストラリアGP開幕前には次のように話していた。
「いい結果を残すために全身全霊で戦っていきたいです。たとえ少しでも、それが日本にいる皆さんの希望になるかもしれないので」
このほかにも多くのドライバーが、今回のオーストラリアGPは日本のために走ると語っている。