レッドブル「われわれをコピーしてマクラーレンは速くなった」

2011年03月31日(木)

レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイが、冬のテストで苦戦していたマクラーレンが開幕戦で速さを取り戻したのは、レッドブルの排気システムをコピーしたためだと語った。

2011年のF1開幕戦オーストラリアGPを、圧倒的な速さで制したのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。しかし、冬のテストで速さを見せられなかったマクラーレンは開幕戦で速さを取り戻し、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が2位になっていた。

マクラーレンはシーズン前の最終テスト終了後、開幕直前にもかかわらず設計の大幅な変更を行い、レッドブル流の排気システムを採用していた。ニューイも『Express(エクスプレス)』紙へ、レッドブルの排気システムを採用したことでマクラーレンが「大きく進化した」と語っている。

さらにニューイは『Reuters(ロイター)』へ、次のように加えた。

「(排気システムが)われわれのクルマでは機能している。だが、マクラーレンにもうまく機能しているようだ」

「ある意味では褒められているようでもあるが、これを使った相手に負けるのはつらい面もある」

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