フェルナンド・アロンソ「タイムに大きな意味はない」

2011年06月11日(土)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、カナダGPフリー走行1回目で27周を周回して、ベストタイムは1分16秒139で2番手。フリー走行2回目では、34周を周回してベストタイムは1分15秒107でトップになった。

フェルナンド・アロンソ
「いつもの金曜と同じように、タイムに大きな意味はないよ。誰がどんなプログラムで走っていたのか分からないし、日曜(12日)には雨の予報も出ているからね。今日集めたデータが役に立たない可能性もある。僕たちも自分たちのプログラムどおりに走って、それぞれのタイヤや、いろいろな空力処理を試していた」

「これまでの金曜の中でも、最高な1日だったよ。僕たちのクルマがトップ5に入ることはあまりないんだ。でもモナコでは、木曜と土曜の午前中に僕たちは速かったけど、予選でレッドブルからコンマ9秒遅れたのも事実なんだよね。彼らは予選になると真の実力を見せてくる。だからこそ、今回は速そうなマクラーレンやメルセデスGPと並んで、彼らも僕たちにとって強力なライバルなんだ」

「今日は何度か事故があった。たぶん、みんなロングランを走っているときだったと思うよ。こういったコンディションで走るのは難しいし、このコースには、ちょっとでもミスをすると壁に当たってしまう場所が3つか4つあるんだ。レースでは、セーフティカーが影響を与えてくると思うよ」

「今回も、ソフトタイヤ(ハード側)が僕たちには向いているようだし、新しいミディアムコンパウンドもそうだね。これは、バレンシア(ヨーロッパGP/26日決勝)で初めて使われる予定なんだ。ミディアムでは5周走っただけなんだけど、いい感触を得ることができた」

「このコースでは、ほかのサーキットよりもDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)の効果が大きくなるかもしれない。ターン10からターン12の間と、メインストレートで使えるんだ。レース中にもうまく効果が出ると思うよ」

「残念なことに、終盤にスーパーソフト(ソフト側)で走ったときには、赤旗の影響を受けたから、プログラムを変えて、いろいろな燃料搭載量でのデータをできるだけたくさん得ることにしたんだ」

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