レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ヨーロッパGPに向けた意気込みを語った。
セバスチャン・ベッテル
「バレンシア(ヨーロッパGP開催地)の港の雰囲気は、モナコにとても似ているんだ。パドックがより広くなって、ガレージも大きくなっただけだよ。市街地サーキットなんだけど、平均速度がとても高い(時速200km)。だから、簡単にはいかないんだ」
「コーナーのためには、ウイングを立てる必要があるんだけど、長いストレートではウイングを寝かせる必要があるから、うまい妥協点を見つけないといけないんだ。ランオフエリア(コースと壁やバリアの間にある空間)がないから、ミスをすることはできない。少しでもクルマが滑ったら、壁でレースを終えることになるよ」
「追い抜きはとても難しくて、唯一のチャンスになるのはターン12だね。去年の僕たちはここでいいレースを走れたし、クルマの調子もいいはずだよ。楽しみにしている」