フェラーリのフェルナンド・アロンソは、イギリスGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分31秒464で2番手。予選では、1分30秒516で3番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「パフォーマンスという意味では、今年最高の予選だったと思う。結果そのものは、カナダの2番手の方がいいけど、今日よりもポールポジションからの差は大きかったからね。それに、今回は僕たちのクルマの特性に向いていないサーキットで、トップからコンマ1秒ちょっとしか遅れていないから、これは最高なサインだね」
「今回持ち込んだ新パーツがうまく機能しているし、明日は僕たちの前にいるクルマへ少しプレッシャーをかけられると思う。チームはかなりの仕事をしてきたし、今回の進化は彼らのおかげだよ」
「タイヤの使い方についても進歩することができた。今日ドライで走った数周を見る限り、ハードタイヤ(ハード側)も機能させられるようになったみたいだね。バルセロナ(第5戦スペインGP)のころは、レースの半分を走っただけで周回遅れになっていたのに。明日はタイヤのパフォーマンスが重要になると思う」
「天気予報については、ドライになるのかウエットになるのか、ここではいつも不意打ちをくらうような感じだからね。あらゆる可能性に対して準備を整えていないといけない。いいスタートを決めることが大切だよ。このコースで、唯一新しくなった部分だね」
「雨を望んでいるかって? それはないよ。特に、この2日間でもう雨に打たれた観客のことを考えればね。これだけ集まった大観衆のために、素晴らしいショーを見せられるといいね」