2011年F1第10戦ドイツGP決勝が、7月24日(日)の現地時間14時(日本時間21時)からニュルブルクリンク(1周/5.148km)で行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が今季2勝目を記録。小林可夢偉(ザウバー)は、後方からのスタートで驚異的な追い上げを見せ、9位入賞を果たした。
小雨がちらつく中でスタートしたドイツGP。2番グリッドのルイス・ハミルトン(マクラーレン)がスタートでトップに立ったものの、1回目のピットストップでポールポジションのマーク・ウェバー(レッドブル)がトップの座に返り咲く。しかし2回目のピットストップで再びハミルトンがトップに立つと、そのままハミルトンが優勝。トップチームの戦略による戦いをマクラーレンが制した。
小林可夢偉(ザウバー)は、17番手という後方からのスタートだったものの、スタート直後には一気に12番手まで浮上する脅威の追い上げを見せる。その後、少しずつ順位を上げ、入賞となる10位圏内まではい上がると、終盤には安定した走りでゴール。9位に入り、第7戦のカナダGP以来となる入賞を果たし、ポイントを獲得した。
2位から1位までの結果は次のとおり。
2位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、3位マーク・ウェバー(レッドブル)、4位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、5位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、6位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、7位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8位ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、9位小林可夢偉(ザウバー)、10位ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)。
このレースのファステストラップは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が59周目に記録した1分34秒302だった。
ドイツGPを終えたばかりのF1だが、今回は2週連続開催となる。第11戦ハンガリーGPは、29日(金)現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は、31日(日)現地時間14時(日本時間21時)にスタートする。
・F1第10戦ドイツGPレースレポート
・【結果】カナダGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
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