セバスチャン・ベッテル「クルマに戻りたくてうずうずしている」

2011年08月25日(木)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、スパ・フランコルシャンで行われるベルギーGPに向けての意気込みを語った。

セバスチャン・ベッテル
「スパのサーキットにはドライバーの夢がすべて詰まっている。信じられないくらいの高速コーナーと低速のシケイン、そして天候のせいですごくびっくりすることもあるんだ。1分だけ雨が降って、次の瞬間にはすぐに太陽が出ることもあるからね」

「アルデンヌの丘に沿って設けられたコースは、僕の大好きなサーキットのひとつだ。オー・ルージュ(2コーナー※)とブランシモン(17コーナー※)はまさにここでのハイライトだね。ドライコンディションでは何の問題もなく走れるけど、ウエットになれば話は別だよ。路面に深い穴でも掘るくらいのつもりで足元をしっかり路面に置いておかないとダメなんだ」

「サーキットの中で僕の好きな場所は、プーオン(10コーナー※)の2連続左コーナーだね。6速ギアに入れて、ほんの少しだけアクセルを緩めるとコーナーでは時速280キロにも達する。最後のシケインは難しいね。クルマがコース外に引っ張りだされそうになるから、とにかくコースアウトしないように集中する必要がある」

「太陽のもとで休暇がとれて、リラックスして水上スポーツを楽しめたのは最高だったけど、クルマに戻りたくてうずうずしているよ」

※オー・ルージュは、急な坂を下ってから一気に坂を駆け上がる、名物の高速コーナー。壁のような坂を登っていくことから、度胸の試されるコーナーとして昔から人気がある。ほかの2つも、スパを代表する高速コーナー。

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