ウィリアムズのパストール・マルドナードは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行3回目で19周を周回し、ベストタイムは1分25秒539で18番手。予選では1分24秒726を記録して14番手だった。
パストール・マルドナード
「今日はチームの誰にとっても難しい日だったよ。メカニックはQ1に出られるよう時間内にクルマを修理するために素晴らしい仕事をしてくれた。Q1の1周目に大失敗してしまったんだ。タイヤがまだ十分に温まりきってなかったのと、多分僕もちょっとリアウイング(DRS※)について楽観的過ぎたんだろうけど、コントロールを失ってバリアに接触してしまったんだ。損傷を負ったのは主にフロントウイングで、それは交換することができたし、他には大きなダメージはなかった」
「今日はかなり競争力があったと思うし、ルーベンス(バリチェロ/チームメート)も13番手になるなどチームが全体的にすごくよい仕事をしてくれた。だから明日の決勝が楽しみだよ」
※DRS 空気抵抗低減システム/可変リアウイングのこと。リアウイングの角度を変え、一時的に空気抵抗を減らすことで最高速を上げることができるもの。決勝レースでは使用できる場所や条件が限定されているが、フリー走行や予選では自由に利用することができる。マルドナードはこのDRSを作動させたときにクルマのコントロールを失ったものとみられる。