チーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPを20番手からスタートしたものの、ギアボックスにトラブルが発生してリタイアした。
ヤルノ・トゥルーリ
「順調なスタートを切れたんだ。ロータス・ルノーGPとトロ・ロッソの2台を追い抜いた。後ろからプレッシャーをかけられたけど、マシンの状態も良く、安心して走れたよ。最初のピットストップからコースに戻るときも順位は守れていたんだ。交換したタイヤも良い感触だった。そうしたらハイメ(アルグエルスアリ/トロ・ロッソ)が左のリアにぶつかってきたんだ。ガッカリだし、運が悪かったよ」
「でもそこから攻め返さなければいけないと思ってできる限りのことはした。残念なことに、今度はギアボックスに問題が生じて、最後はコース脇にクルマを止めなければいけなくなったんだ。でも、スタートから攻めていくことができたし、チームにとても満足しているよ。良いレースをすることができると示せたと思う。気持ちを切り替えて、次は日本GP(10月9日決勝)に向けてさらに頑張るよ」