ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GPに向けての意気込みを語った。
Q:日本で再びポイントが獲得できたことをどう感じていますか?
ペトロフ:とても気持ちがよかったし、3日にわたって鈴鹿でうまく運転することができて満足している。フリー走行でのペースはよかったし、予選でもかなりいい順位を獲得できたことはうれしかった。ポイントを獲得する大きなチャンスになったからね。
ペトロフ:スタート位置をうまく生かしたレースができたか? 望んだほどではなかったよ。7位か8位は狙えると思っていたけど、結局僕たちの作戦はあまりうまくいかなかった。僕たちのクルマが高速サーキットにうまく対応できることは、あらためて証明できたよ。
Q:レースの終わり近くになって、フォース・インディアのクルマを次々に追い抜いて見せましたね。
ペトロフ:そう、最後のほうはレースを楽しめたよ。ソフトタイヤ(ソフト側)をうまく使ってポール(ディ・レスタ/フォース・インディア)とエイドリアン(スーティル/同)を追い抜いたし、セルジオ(ペレス/ザウバー)にもあと少しというところだった。
ペトロフ:レースの序盤はずっと、前を行くクルマに追いつくことができなかった。タイヤをいたわらなくてはならなかったからね。でも、レースの終盤になればトップ10に戻ることができると分かっていたよ。
Q:あなたが9位になって2ポイントを獲得したことで、チームはコンストラクターズ選手権(チームランキング)の5位争いに少し余裕ができましたが、この2ポイントの重みについては?
ペトロフ:とても重要だったと思う。(5位としての)リードを広げるということは、日本GPでの第一の目標だったからね。そして僕たちはそれを達成した。だから、その観点からは何の不満もないよ。
Q:さて、今度は韓国GPですね。さらにいい成績を残すため、勢いをつけることはできましたか?
ペトロフ:うん、勢いも自信もあるよ。でも、鈴鹿とはまた違った課題があることも十分に認識している。例えば、高速なコーナーがある一方で、2速で走るような低速コーナーも多い。僕らのクルマはそういうのをあまり好まないんだ。
ペトロフ:それから、去年はサーキットがとても汚れていた。今年はそういうことがないよう期待しているけれどね。どうすれば今週末に最大限の結果を得ることができるか、僕たちはまた皆で知恵を出し合って考えるよ。