HRTのビタントニオ・リウッツィは、インテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGPフリー走行1回目には出場できず。
ビタントニオ・リウッツィ
「今日は午前のセッションで走れなかった遅れを取り戻すことに集中したよ。良い午後になったと思う。まずリズムとマシンバランスに慣れるために、ハード側タイヤで2度走った」
「セッション序盤では問題が生じてセットアップを少し調整しなければいけなくなったんだ。低速区間ではアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)に、逆に高速区間ではオーバーステア(クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態)になってしまってね。この調整の後マシンはずいぶん良くなったけど、まだ理想の状態ではないんだ」
「ソフト側タイヤでの走行では、コース上が混雑していることに悩まされたりしたけれど、ロングラン(一度に多くの周回を走ること)のペースがすごく良かったから、それなりに満足しているよ。最終戦は簡単なレースにはならないけれど、(予報で雨となっているため)天気が状況を一変してしまうかもしれないよね」