ザウバーが母国スイスの大手金融グループ『UBS』とスポンサー契約の締結目前であったと報道された。
UBSは、2010年からF1のシリーズスポンサーになっているが、当時のCEOオズワルト・グリューベルは当初F1全体でなく、特定のチームとの契約を希望していたことが最近明らかになった。
『Blick(ブリック)』紙によれば、契約相手のチームは、UBSの地元スイスに本拠地を置くザウバーだったようだ。さらに同紙は、UBSのロゴが大きく掲出されたマシンを写した3枚の極秘画像を証拠として掲載している。
グリューベルとザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、年も近く仲の良い友人だったこともあり、契約目前まで話が進んだものの、結局この話は流れてしまったとのことだ。その後グリューベル自身も今年9月にCEOを辞任している。