フェラーリの元戦略担当、2011年はファクトリー勤務

2011年02月01日(火)

専門誌によると、フェラーリのレース戦略担当だったクリス・ダイヤーは、ファクトリー勤務となり、「製造部門」へ配属されるようだ。

レース戦略の失敗が響き、2010年に所属ドライバーのフェルナンド・アロンソがタイトルを取れなかったことで、オーストラリア人のダイヤーはトラックエンジニアリング責任者を解任された。

フェラーリ側は、ダイヤーには2011年、新たな役職が与えられるとしていた。

ダイヤーはかつて、ミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)やキミ・ライコネンのレースエンジニアを務めていた。しかし、ダイヤーの新たな役職は、チーム本拠地で製造部門に携わることだとフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙のベテラン記者であるヘイキ・クルタが報じた。

またクルタは、シューマッハがダイヤーのメルセデスGP加入を歓迎するだろうとも伝えている。

ダイヤーの後任のエンジニアリング担当は、元マクラーレンのパット・フライと元レッドブルのニール・マーティンが務める。

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