F1 ピレリタイヤに高まる不安・懸念・期待

2011年02月03日(木)

2011年からタイヤサプライヤーがピレリに変更されたF1。1日(火)にはバレンシアで合同テストが始まり、今年のF1も本格的に動き始めたが、ピレリタイヤの性能に大きな注目が集まっている。

2010年の最終戦後にアブダビでピレリタイヤによる合同テストが行われた際、あまりにも摩耗が激しい点が指摘されていた。その後、ピレリも開発を重ねており、バレンシアのテストには、アブダビのテストで使ったものとは違うタイヤが持ち込まれた。

これによって摩耗の問題は改善したと言うドライバーもいる一方、タイヤへの不満を口にするドライバーもいる。

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、各コンパウンド間のパフォーマンス差が大きい点を指摘。さらに、パフォーマンスの低下が激しいことから、ラップタイムが安定しないとも語っている。また、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)も、アロンソと同様の発言を行っていた。

タイヤの摩耗が激しいため、今シーズンはレース中に2回から3回のピットストップが必要になるとみられている。しかし、これによってレース展開が面白くなるとの意見もあり、ハミルトンも次のように『Autosport(オートスポーツ)』へ語った。

「去年の1ストップはあまり好きじゃなかったんだ。2回か3回ピットストップをしていたときほど興奮するようなレースじゃなかったと思う。今年はピットストップが増えることを願っているよ。それで刺激が増すからね」

しかし、タイヤバーストなど安全面を懸念する意見が出ているのも事実だ。ロータス・ルノーGPのロバート・クビサは、次のように話している。

「レース中はピットストップを遅らせる傾向にあるから、十分に気を付ける必要がある。バーストするタイヤなんて絶対に見たくないから、安全面にも気を配らないといけない」

ピレリ側は昨年から、極端に軟らかいタイヤを導入するなどの方法で、レースのショー的要素を向上させることに貢献するという方針を示していた。

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