小林可夢偉の力を信頼するザウバー

2011年02月07日(月)

小林可夢偉の所属するザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、可夢偉はチームリーダーになれる人材だと語った。

ザウバーは昨年、可夢偉とペドロ・デ・ラ・ロサというラインアップでシーズンをスタート。しかし、シーズン途中にデ・ラ・ロサを解雇し、ニック・ハイドフェルドを起用した。F1公式ウェブサイトのインタビューで、このドライバー交代は意味のあるものだったか質問されると、ザウバー代表は次のように答えた。

「それは難しい質問だ。実際のところ、意味はなかったよ。だが、最終的にはそれによって堅実な結果を得ることができた。今から考えれば、確実に正しい決断だったのだよ」

「スピードという面で、ペドロは可夢偉と非常に近い位置にいた。違う言い方をすれば、可夢偉にはペドロと同等のスピードがあった。私は、ルーキーがそんな速さを見せるとは予想しておらず、われわれは疑念を抱いていた」

「その後、ニックに変更したわけだ。当時のわれわれは、クルマの速さを把握できずにいた。可夢偉はわれわれにとって未知数だったためだ」

しかし、ハイドフェルドは前年までチームに所属していたことから、ザウバー側はハイドフェルドの速さについて把握していた。そのため、そのハイドフェルドと比較することで、可夢偉の速さが分かったとザウバー代表は加える。

「ニックがチームに加わってから、可夢偉が非常に速いことがハッキリと分かった。ペドロは、苦笑いしながら受け入れてくれた。彼は、可夢偉のことを過小評価するなとわれわれに言っていたが、その意味が分かったよ。ペドロが落ち込んだことは知っているが、チームにとっては正しい決断だった」

今年のザウバーで可夢偉のチームメートになるのは、ルーキーのセルジオ・ペレス。そのため、F1フルシーズンを戦うのは2年目の可夢偉が、今年のザウバーを引っ張っていくことになる。しかし、可夢偉にはチームリーダーになれる力があるとザウバー代表は自信を見せる。

「彼がこの責任を全うし、クルマを進化させるために必要な知識を得たと私は信頼している」とザウバー代表は語った。

だが、レースドライバーが2人ともF1経験が少ないことを不安視する声もある。しかしザウバー代表は、過去の経験からドライバーの経験が少ない点を不安視していないようで、次のようにコメントした。

「われわれには、そういったドライバーラインアップで戦った経験がある」

「われわれにとって最高の1年とも言える2001年のことだ。2年目のニック・ハイドフェルドとルーキーのキミ・ライコネンという布陣で、コンストラクターズ選手権4位になった」

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