ヒスパニア・レーシング(HRT)が、2011年型車F111の画像を公開した。
今回公開された画像では、まずカラーリングが大きく変更されたことが分かる。昨年までは黒系のカラーリングだったが、今年はチェッカーフラッグを意識したようなカラーリングで、サイドポッドやリアウイング、そしてノーズの両脇などは赤くなっている。なお、このカラーリングはコンセプトカーなどのデザインを手がける、ダニエル・サイモンが担当した。
クルマの方は、ヴァージン同様、HRTも低いノーズを採用してきた。また、エンジンカバーはレッドブルが採用したのと同じような形状になっている。そして、サイドポッドの下部は、昨年のクルマよりも大きくえぐられた形になっているようだ。
ドライバーは、すでにナレイン・カーティケヤンの加入が発表されているが、チームメートは未定。エンジンはコスワース製が搭載され、現状でKERS(運動エネルギー回生システム)は搭載されていない。