フェルナンド・アロンソ「ピレリタイヤでレースが変わる」

2011年02月16日（水）

[+] 写真を拡大

フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）が、ピレリにタイヤサプライヤーが変わった2011年のF1は、白熱した展開のレースが増えるだろうと語った。

ピレリは以前から、レースのショー的要素を増やすため、耐久性の低いタイヤを供給すると語っていた。タイヤの耐久性を低くすることでタイヤ交換のためのピットストップ回数を増やし、レースの不確定要素を大きくしようという試みだ。

実際、これまでに行われた合同テストでは、タイヤの耐久性が低いことを指摘するドライバーが多かった。タイヤの耐久性を落とすことは、安全面の問題につながるとの声もあり、否定的な意見も出ているが、レース展開が読みにくくなるのは事実だ。アロンソも、『EFE通信』とのインタビューで次のように語っている。

「去年の（ブリヂストン製）タイヤほど耐久性がない。15周か20周走ると、もうタイヤは使い物にならなくなるんだ」

「これによって、今年はレースの走り方が変わると思うよ。戦略は変わるだろうし、ピットストップは増えると思う」

「いいショーになることを願っているけど、チームやドライバーにとっては、少しストレスが増えるよ」

この記事をシェアする