フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ドライバー引退後にチーム首脳としてF1にかかわる予定はないと語った。
アロンソは以前から、フェラーリでドライバー人生を終えるつもりだと語っていた。しかし、ドライバー引退後、チーム首脳としてF1に残る可能性があるか母国スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』に質問されたアロンソは、こう答えている。
「今の段階では、答えはノーだね。僕が好きなのは走ることなんだから。でも、いつの日かF1を離れないといけないのは、つらいことだよ。僕はこれまでの人生で、ずっと走り続けてきたからね」
また、F1ドライバーであることの「最大の犠牲」は、レースに「30歳か40歳までの人生すべてをささげること」だとアロンソは話している。
アロンソは、引退後の過ごし方について、「ほかの仕事をするよりも、カートで楽しく週末を過ごすことを選ぶと思うよ」と語った。さらに、若手ドライバーの支援や、地元アストゥリアスに自身が所有するカート場で、ドライバー育成に取り組む可能性もあるともアロンソはコメントした。