フェルナンド・アロンソ「僕らはこれ以上ないほどの働きをした」

2011年11月28日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、インテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGP決勝を5番手からスタートして4位になった。

フェルナンド・アロンソ
「今日も戦略、チームワーク、すべてにおいて完ぺきなレースだった。最終的な結果は、僕ら自身よりほかのチームのパフォーマンスが大きな要因だと思う。僕らはこれ以上ないほどの働きをしたよ」

「良いスタートを切り、バトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)を追い抜いたまでは良かったけれど、ハード側タイヤを装着してからは彼を抑えるために十分なスピードがでなかった。それからDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)にも問題が生じていたんだ。起動できなかったんだよ。ほかのドライバーと至近距離で戦っていたわけではなかったけれど、きちんと作動していれば追い抜きの際にコンマ2~3秒稼ぐことができていただろうね」

「今回のグランプリは僕らのシーズンを正確に映しだしていたと思うよ。つまり、トップの2チーム(レッドブルとマクラーレン)ほどのマシンは持っていないけれど、最善を尽くして表彰台を目指すというものさ」

「チームワークという面で、2011年は結束が強まったと思う。これは来シーズンを今までと異なるものとするためには重要な点だよ。もし今シーズンの僕らの働きを10点満点で評価するとしたら、モンテゼモーロ会長(ルカ・ディ・モンテゼモーロ/フェラーリ会長)も言っていたように、5~6点といったところかな。でも今年チームが成し遂げたことを誇りに思っているよ」

「これから僕らに必要なのはコンマ5~6秒速いマシンだと思う。実現するのは簡単ではないけれど、10年間F1を支配し、あらゆるタイトルを総なめにしたフェラーリとそのエンジニアなら可能だと僕は確信している。それから、今年僕は10回表彰台に上がり、去年以上のポイントを獲得したんだ。年間ポイントランキングで3位を逃したというのはあまり大きな問題ではないよ。大事なのは1位になることだからね」

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