フェルナンド・アロンソ「雨が降ったらチャンスにあふれたレースになる」

2011年11月27日(日)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGPフリー走行3回目で17周を周回し、ベストタイムは1分12秒765で5番手。予選では1分12秒591で5番手となった。

フェルナンド・アロンソ
「5番手という僕の予約席がまた今日も継続されてしまったね。でも、今回について言えば、僕の定位置となったスターティングポジションを得ることが、いつもよりも大変ではあったよ。クルマのバランスにはそれほど満足できていないし、メルセデスGPはすごく競争力がありそうだと思っていた」

「でも、Q3では思った以上にマクラーレンに迫ることができたし、メルセデスGPの1台にもコンマ何秒か勝つことができた。これが意味することは、僕たちが期待していた以上に、うまくやることができたということだ。もちろん、今日の予選での展開は、予想外ではなかったよ」

「もし明日本当に雨が降ったら、とてもワクワクするような、チャンスにあふれたレースになるだろう。ウエットコンディションでどれだけ戦えるかということは誰も分からない。それに、コンディションが変われば、もう1周コース上にとどまるかピットへ入るかというちょっとしたことで、自力では変えられないと思われた戦況が変化することもあるからね」

「ウエットでは、タイヤを温めることに苦労するという僕たちの抱えている問題が顕著になる。でも路面が乾いた時には、僕たちがライバルより速いのも事実だ。シルバーストン(イギリスGP)では、まさにそういう状況が何度もあった」

「でも、もしドライコンディションでレースをしなければならないとしたら、たぶんピットインの回数がかなり増えそうだ。昨日より今日のほうがタイヤの摩耗度合いが激しかったからね。今年最後のレースで最高の筋書き? 僕たちの前にいる4台がストップして、僕とフェリペ(マッサ/チームメート)が先頭に立つことさ!」

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