フェリペ・マッサ「クルマはかなり運転しづらかった」

2011年11月27日(日)

フェラーリのフェリペ・マッサは、サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われたブラジルGPフリー走行3回目で18周を周回し、ベストタイムは1分13秒583で10番手。予選では1分13秒068で7番手となった。

フェリペ・マッサ
「今年最後の予選にはもっと期待していたから、この7番手という結果には当然ながら満足できない。残念なことに、今週末を通じて正しいバランスを見いだすことができなかったんだ。いくつかのコーナーではフロントをロックさせてしまったし、より低速のコーナーではアンダーステア(クルマが曲がりづらい状態)に悩まされた。それに、加速も不足していた。結局のところ、クルマはかなり運転しづらいものだったよ」

「それに加えて、今日はかなり複雑な日だった。Q2では2セットのソフト側タイヤを使わなければならなかった。それがQ3に影響してしまい、1度しか計測ラップをすることができなかったんだ」

「明日は雨が予想されているから、状況は変わるだろう。相対的な力関係について予測するのは難しいね。今年の雨のレースでは、レッドブルがとても強かったこともあれば、マクラーレンがとても速かったこともあった。でも、そうした状況では何が起こるか分からない。大事なことは、どんな状況にも対応できるように準備しておくことだ」

「僕にとっては、このサーキットで母国の素晴らしい観衆を前にしてレースをするのは、いつだって素晴らしい気分だ。今年はとても難しい年だったけれど、最後に表彰台へ登ることができるように全力を尽くすつもりだよ。そうなれば僕にとってF1での10年目をいい形で終えることができるし、スクーデリア・フェラーリでの100レース目を祝うのにふさわしいだろうからね」

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