ビジネス誌『Forbes(フォーブス)』によると、ザウバーのスポンサーであるテルメックスのCEOカルロス・スリムが、世界で最も裕福な人物であるようだ。
スリムは、自身が所有するメキシコの大手通信会社テルメックスやその関連会社を通じてザウバーのスポンサーになっているほか、テルメックスのドライバー育成プログラムに所属するセルジオ・ペレスが、今年はザウバーのレースドライバーになった。また、ザウバーのリザーブドライバーであるエステバン・グティエレスも、テルメックスが支援するドライバーだ。
昨年にも『Forbes(フォーブス)』の長者番付1位になっていたスリムだが、200億ドル(約1兆6,563億円)だった資産がこの1年で、740億ドル(約6兆1,257億円)になったという。
このほかにもF1界では、F1の商業面を仕切っているバーニー・エクレストンが42億ドル(約3,476億円)で254位に。ヴァージングループを率いるリチャード・ブランソンも、エクレストンと同等の資産を有しているようだ。
また、エナジードリンクメーカーであるレッドブルを率いるディートリッヒ・マテシッツの資産は50億ドル(約4,139億円)、フォース・インディアのチームオーナーであるビジェイ・マリヤの資産は14億ドル(約1,158億円)であるという。