ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフが、マレーシアGPに向けた意気込みを語った。
Q:ビタリー、前戦オーストラリアGPでの表彰台獲得おめでとうございます。非常にうれしかったのではないですか?
ビタリー・ペトロフ:レース後は最高な気分だったよ。冬の間につらいことを経験していたから、チームの前で表彰台に立つことができてよかった。これまでに重ねてきた懸命な作業や努力が、価値あるものだったと証明されたね。素晴らしいクルマを用意してくれたチームに感謝したい。今年は最高なシーズンになるよ。
Q:わずか20戦目でこのような結果を残せるなんて想像していましたか?
ペトロフ:オーストラリアへ行く前から、いい成績を残せるという予感はあったんだ。テストで分かることは少ないけど、僕たちは進化を繰り返して、新パーツを投入し続けていた。
ペトロフ:そしてメルボルン(オーストラリアGP開催地)では、週末を通じてクルマが完ぺきな状態だったし、セッションを重ねるごとに良くなっていった。この先の数戦でも、同じようになると確信しているよ。
Q:このような結果を残し、周囲の反応はいかがでしたか?
ペトロフ:僕の知っている人全員から「おめでとう」という電話やメールが殺到した。僕の電話番号を知っている人があんなにたくさんいるなんて知らなかったよ!
Q:マレーシアでも上位で戦えますか?
ペトロフ:ライバルと比べて、自分たちがどういった位置にいるのか、よりよく分かったけど、きちんと把握するには、もう数レース必要だと思う。レッドブルやマクラーレンがかなり強いことは分かっているけど、彼らに大きなプレッシャーをかけていきたいね。
Q:コースについてはいかがでしょう。R31(ロータス・ルノーGPの2011年型車)には合っていますか?
ペトロフ:それも答えるのは難しいね。高温できちんと走ったことがないから、タイヤが大きな要素になる。セパン(マレーシアGP開催地)に向けて、いくつか新パーツが投入されるから、これは助けになるね。
Q:セパンのコースは、挑戦しがいのあるコースですか?
ペトロフ:好きなコースなんだけど、いろいろな種類のコーナーがあるから難しいし、理想的なセットアップにするのも簡単じゃない。すべてにおいてうまく機能するクルマが必要になるんだ。高速コーナーでも、低速コーナーでも。そして、ブレーキも重要になる。
Q:マレーシアの暑さや湿度には、どのように対応するのですか?
ペトロフ:屋外にいて、できるだけエアコンを避けること。それが秘訣(ひけつ)だよ。特別な食事などはないけど、水はたくさん飲むようにしている。