ロータス・ルノーGP、「金ピカ」なマレーシアの暑さ対策

2011年04月07日(木)

今週末に2011年のF1第2戦が行われるのはマレーシア。熱帯地域でのレースだけに、毎年暑さが大きな話題になるが、この暑さに対処するため、ロータス・ルノーGPが「秘密兵器」を投入する。

ロータス・ルノーGPは、昨年までルノーF1チームとして戦っていたチーム。今年からスポーツカーメーカーであるロータスをスポンサーに迎え、かつてロータスがF1に参戦していた時代に採用して人気の高かったブラックとゴールドのカラーリングを復活させている。

ドライバーのレーシングスーツもブラックとゴールドを基調にしたものになっているが、全体的にはブラックの部分が多くなっていた。しかし、マレーシアの暑さに対応するため、今週末に同チームのドライバーは、ほぼ全身がゴールドに彩られたレーシングスーツでレースを戦うことになる。

ロータス・ルノーGPは、「このレーシングスーツによって、従来のブラック版を着た場合よりも、彼ら(ドライバー)が少し涼しい状態を維持できる」と説明した。また、今後も気温が高くなるレースでは、この「金ピカ」レーシングスーツが投入される予定だという。

画像の左側がマレーシアで投入される「金ピカ」版のレーシングスーツ。右側は従来のブラック版レーシングスーツだ。2つの画像を比べると、ブラックとゴールドが入れ替わっていることが分かる。

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