レッドブル、マーク・ウェバー不調の原因を解明

2011年04月07日(木)

レッドブルが、開幕戦オーストラリアGPで同チームのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーの間に大きなタイム差が生まれた原因を突き止めたようだ。

オーストラリアGPでは、ベッテルが2番手以降に圧倒的な大差をつけてポールポジションを獲得。ウェバーは3番手になったが、ベッテルとのタイム差は約コンマ8秒という、F1の世界では絶望的とも言える大きなものだった。

レースでもベッテルがそのまま優勝した一方、3番手スタートのウェバーは1つ順位を落として4位。通常では考えられないほど両者のパフォーマンスに差があったため、レース直後からウェバーのクルマに何らかの問題があったのではないかと疑われており、レッドブルが調査を行っていた。

この調査によってウェバーが不調だった原因が判明し、対策も行われたようで、次のように語るレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーのコメントを『Reuters(ロイター)』が報じた。

「レース後、セットアップ面で悪影響を与えていたであろう、いくつかのものをマークのクルマに発見した。それらはすべて、マレーシアに向けて変更されており、マレーシアでは彼ら(ウェバーとベッテル)2人のパフォーマンスは非常に接近したものになるだろう」

「ひとつだけのものを取り上げることはできない。正しく機能していないものがいくつかあった。週末にドライバー間で見られた差はかつてないほど大きく、正常なものではなかった。それなので、こういったいろいろな要素が影響していたのだろう」

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