マーク・ウェバーの復活を予想するチーム代表

2011年04月05日（火）

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クリスチャン・ホーナー（レッドブル／チーム代表）は、レッドブルのマーク・ウェバーが今週末開催されるマレーシアGPでもっとスピードが出せると自信を持っているようだ。

レッドブルは、オーストラリアGPで優勝したチームメートのセバスチャン・ベッテルから後れを取ったことで、ウェバーのシャシーは綿密に調査されたと明かした。

ヘルムート・マルコ（レッドブル／モータースポーツアドバイザー）が、オーストラリアでシャシーは大きな欠点を抱えているかもしれないと語ったにもかかわらず、実際は大したものは見つからなかったようだ。

ホーナーはイギリスのテレビ局『BBC』に、「ウェバーとチームは先週のパフォーマンスを理解しているところだ」と話し、次のように加えた。

「われわれはいくつか忠告を受けたと思う。来週末のマレーシアではウェバーは復活すると自信を持っている」

ウェバー自身はチームのプレビューで、「開幕戦ではたくさんの情報を得ることができたから、マレーシアではいいクルマになっていると思うよ。表彰台でシャンパンを浴びたいね」と語っている。

そんな中、ホーナーとチームのデザイナーを務めるエイドリアン・ニューイは、マレーシアGPの金曜フリー走行が終わってから、KERS（運動エネルギー回生システム）を搭載するかどうか決断すると明かしている。

レッドブルがメルボルンでKERSを使用しなかったことについて、マクラーレンのドライバーのジェンソン・バトンは次のように語っている。

『AFP通信』に、「レッドブルはいいシステムを持っていないんだと思う。僕たちはKERSを使うとコンマ3.5から5.0秒速くなるけれど、レッドブルはコンマ1.5秒しか稼いでいない。（KERSを使用しなければ）悩まされることもないし、余計に重くならずに済むんだ」

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