レッドブル代表、マーク・ウェバーが引退との報道を否定

2011年08月02日(火)

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、同チームのマーク・ウェバーが来年で引退するとの最近の報道を一蹴した。

レッドブルのモータースポーツ活動責任者であるヘルムート・マルコは、ハンガリーでオーストラリアの放送局『One(ワン)』に対し、まもなく35歳になるウェバーにとっておそらく来季がF1最後の年になるだろうと述べていた。

マルコはさらに、レッドブルでは2013年にウェバーに代わる人材としてひとりの若手ドライバーに目をつけているとも話している。

しかし、ホーナーはこの件について、マルコはウェバーと同じオーストラリア人ドライバーであるダニエル・リチャルド(レッドブルの育成ドライバーであり、HRTからイギリスGPでF1にデビューしている)についてインタビューを受けていたので、前後関係を誤って引用されてしまったのだろうと主張している。

ホーナーは『Daily Mail(デイリー・メール)』に次のように語っている。

「多分ヘルムートはリチャルドにかなり焦点を絞って話したんだと思う。そして翻訳の際にいくつかのことが抜けてしまったんじゃないか」

「マークはあと2年から4年はF1にいると思うが、それは本人次第だ。なぜなら彼はまだとても力があるし、ハングリーだからね」

ハンガリーGP前に、ウェバーの2012年の契約は単に形式的なものを残すだけだと報じられた。

「マークの来年のことについては話し合っているよ。そして私は彼が残ってくれることを期待している」

「お互いに一緒に続けたいと思っているから、数週間の間には話をする機会をもつことになるだろし、この夏休みの間に来年のことを見定めることになるだろうね」

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