レッドブル責任者、リチャルドの昇格に言及

2011年08月02日(火)

エナジー飲料メーカーであるレッドブルは、ダニエル・リチャルドを昇格させる意図を持っているようだ。

レッドブルのスポーツ部門責任者であるヘルムート・マルコ博士がハンガリーにおいて、2013年以降マーク・ウェバーが“多分”引退し、その後をレッドブルの“育成ドライバーのうちのひとり”が継ぐことになるだろう、と語っている。

リチャルド以外の候補者として、レッドブルの兄弟チームであるトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリがいるが、一方でリチャルドはファエンツァにあるトロ・ロッソのファクトリーにシート合わせに向かったと報じられている。

オーストラリアの放送局である『One(ワン)』に、HRTでデビューした新人のリチャルドが来季のトロ・ロッソのドライバー候補なのかと問われたヘルムート・マルコは次のように答えている。

「そうだね、もし彼がうまくやれたら、そのつもりだよ」

先週ブダペストで開催されたハンガリーGPは23歳のリチャルドにとって3度目のグランプリだった。そこでリチャルドは、かつてレッドブル育成ドライバーであったチームメートのビタントニオ・リウッツィに匹敵するペースで走ってみせている。

「もうちょっと近づけないとね。予選ではトニオ(リウッツィ)のペースに近かったけど、でもまだ十分じゃない。まだ彼(リウッツィ)の前に出られていないけど、もちろんそれを狙いたいよ」とリチャルドはコメントしている。

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