ダニエル・リチャルド、レッドブル昇格には期待以上の仕事が必要

2011年08月23日(火)

ダニエル・リチャルド(HRT)は、もし2012年シーズンにレッドブルによって上位チームに昇格されたいのであれば、期待以上の仕事をする必要があると認めている。

オーストラリア出身で現在22歳のリチャルドは、レッドブルの若手ドライバー育成プログラムの一員。その関係者からの期待も大きく、2011年はレッドブル傘下のチーム、トロ・ロッソのテスト兼リザーブドライバーとして毎戦金曜日の午前中に行われるフリー走行で出走する契約をしている。しかし、イギリスGP(7月10日決勝)から、HRTにレンタル移籍し、念願のF1レースデビューを果たした。

しかし、ここまでの3レースで経験豊富なチームメートのビタントニオ・リウッツィを予選タイムで一度も上回ったことはない。

ほとんどのF1関係者が休暇を取った8月だが、リチャルドは先日シルバーストン(イギリスGP開催サーキット)でルノー・ワールド・シリーズに参戦していた。

そのリチャルドは2012年シーズン、レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソのレースシートを獲得するチャンスがあると言われているが、リチャルドは地元新聞の『West Australian(ウエスト・オーストラリアン)』に「僕は今シーズン、HRTで期待されている以上の仕事をしなくちゃいけない。そうすることによって、来年への展望が開けてくるからね。確かに僕はレッドブルとの繋がりはある。でも長期的に保証されているものなんて何もないよ」と語った。

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